メジロライアン、それは人々の想いを競走馬としての力、そして種牡馬としての力に変える能力を持った、希有な馬だったのかも知れない―。
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日本における馬産界においてあまりにも古くから言い古されている問題点として、自前の直系種牡馬を育てられない、ということがある。 |
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メジロライアンは、その冠名が示すように日本を代表するオーナーブリーダーであるメジロ牧場の生産馬であり、血統は父がアンバーシャダイ、母がメジロチェイサーというものである。 |
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また、父のアンバーシャダイについては、日本の馬産界で一時代を築いた名種牡馬ノーザンテーストの初年度産駒にして代表産駒の1頭である。ノーザンテーストの子も多くが種牡馬入りしたが、アンバーシャダイはその中でも最大の成功を収めたといってよいだろう。 |
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しかし、そんなアンバーシャダイに目をつけた生産者がいた。それが、日本が誇るオーナーブリーダーのメジロ牧場である。 [続く] |